青枯れ病になったナスにアブラムシが付きだしました。弱った株に害虫が付きやすいのですが、典型的なパターンですね。
幼令1のまだ小さいテントウムシの幼虫です。
テントウムシは食性が異なり大きく3つに分けることができます。アブラムシやカイガラムシなどを食べる肉食性の種類と、うどんこ病菌などの菌類を食べる菌食性の種類、それにナス科植物などの葉を食べる草食性の種類の3つに分けることができます。
アブラムシを食べる肉食性とうどんこ病菌などを食べる菌食性の種類は益虫でナスやジャガイモの葉を食害する草食性の種類は人間から見れば害虫です。肉食性の種は農作物の無農薬化を行う際、農薬の代わりに使われていて生物農薬の一つとして活用されています。
アブラムシやカイガラムシなどを食べる肉食性の種類にはナナホシテントウ虫、なみテントウムシなどがいます。
菌食性の種類には黄色テントウムシ、草食性の種類にはニジュウヤホシテントウムシ、オオニジュウヤホシテントウムシなどがいます。
オクラの葉の裏についたアブラムシを食べてくれています。幼虫で1日10匹くらいアブラムシを食べます。